出世できない!なぜあの人は出世して私は現状維持なのか?

出世できない

先日、Twitterでこんな投稿をしました。

4月から新年度がスタートしましたね。

元号も「令和」になって気分一新といったところですが、会社では「出世する者」「現状維持の者」が目立つ時期でもあります。

  • 「営業部の◯◯さん、まだ20代なのに課長になったね!」
  • 「業務部の◯◯さん、降格したらしいよ。笑」

といった具合に。

僕は今年の1月から5年間の起業人生を一旦中断し、会社員に戻りました。

平社員である僕が、出世できない理由を偉そうに語るのはどうかと思いましたが、あまりにも面白い事例で、思うことが多いので記事にします。

周りの人が出世できない理由をアドバイスしてくれる状況ってほぼ無いと思うので、結構読んでてグサッとくるかもしれません。あなたの周りの人が多少なりとも感じていることが書かれていると思います。)



30歳課長の女性M・35歳係長の男性H

僕は今、物流系企業の海外部に身を置いています。そこには30歳になる同い年の女性のM課長がいます。新年度がスタートすると同時に課長に昇進しました。言葉遣いが丁寧で、仕事もテキパキと無駄がない、しかもちゃんと結婚しているという充実ぶり。

となりの部署は営業部。そこには35歳で係長の男性H氏がいます。新年度で課長に昇進するのではないかと噂されていましたが、なんと現状維持のままでした。年齢的にはH係長が先に課長になるはずですが、完全に追い抜かれた感じ。

僕は5年間社長業をしていました。周りもみんな社長ですし、あまり「役職」に興味がなかったのですが、会社員に戻ってみると出世する攻略法を考えるようになりました(笑)

なぜ、35歳男性は出世できないのか、僕なりの意見を書き記します。

うまくいかないと感情的になる

H氏は、自分の思い通りにいかないとすぐ感情的になっています。

  • 「あいつは本当にクソだ!(大声で)」
  • 「バカは何を言っても馬鹿だ!」

と、頭ごなしに周りに聞こえるように部下を罵倒しているんですね。これ、聞いていて気持ちの良いことではないです。

もし、部下に何回説明しても仕事をミスする場合、それは上司の説明の仕方が悪かったり、アドバイス不足だからです。仕事をミスするために頑張っている部下はいないはずです。その人にあった指導とか、アドバイスができない時点で上司の力量不足だと思います。

万が一、部下が120%出来が悪い場合でも、みんなの前で頭ごなしに怒っちゃいけないです。結果的に、上司は周りからの信頼を失います。

職場で部下を叱る人間には2種類のタイプがいます。

  1. 自分の思い通りにいかなくて叱る
  2. 部下を本当に想って叱る

どちらも叱ることには変わりありませんが、もし2のタイプの上司ならきっと「叱る場所を選んだり」「アドバイスの仕方を変えたり」「一緒に解決策を考る」でしょう。

そういう愛ある上司の指導を受けたらきっと部下は応えたいと努力するはずです。そして周りも見ているので、上司の評価も上がるのです。

結局、自分の言動が周りの環境にどんな影響を与えているか考えるべきだと思います。

感情的ばかりになっていると「この人には安心して仕事を任せられないな」と思われたり、部下が仕事を頑張ってくれないので(下手したら辞める)、その部署の成績も落ち、最終的に上司の力量を社長に疑われます。

出世した女性のM課長は、何があっても冷静で淡々としています。部下が仕事をミスしても親身になって寄り添って指導していますし、部下たちは感謝して「ちゃんと出来るようになろう!」という姿勢になってます。

M課長は、たまにちょっと焦ってミスをするところはあるけど、可愛らしい一面だって思えるし、サポートしてあげたいと部下として思います。なので、僕がいる海外部はとても仕事や人間関係が円滑で、充実しています。

部下に横柄

部下に横柄

先日、営業部に40過ぎくらいのおじさんが他営業所から移動してきました。人手不足なのか、仕事が出来ないから飛ばされたのか理由は分かりませんが、とりあえず移動してきたようです。

恐らくH係長は、そのおじさんより年下です。でも社会は残酷です。役職が上の人間がいばれます。H係長はそのおじさんが来るなり、話すたびに怒っています。

  • 「なんでそういう仕事の仕方するの?」
  • 「話をまとめてから話してこいよ。」

おじさんの仕事のスタンスやコミュニケーションに問題もありますが、それにしてもキレ過ぎなんですよね。

ドを超えた叱責はただ機嫌が悪い上司にしか見えないので、逆に周りから自分の評価を落としてしまいます。

M課長の場合は、中途の僕に対しても丁寧で優しく、まるで女神みたいです(笑)

人によって電話の声色が違う

さっきまで向かいの女性社員と笑顔で話していたのに、嫌いな部下から電話がかかってくると急に声が低くなり怒ったような口調で話しだすんですね。

もう安定感がない(笑)

コロコロ態度が変わる人って基本的に信頼できないし、気分によって言動を変える傾向にあるので信頼されません。

信頼される人って個人的な好き嫌いは置いておいて、みんな平等に接しています。会社員は組織の中で成長して出世していく職業だから、基本的に味方が多いほうが特します。

仕事をミスした時にフォローしてくれるし、周りからの評価が高ければ出世もしやすくなります。

上司に悪たれをつく

H係長ですが、上司である部長に対しても態度が悪いんですよ(笑)

部長がH係長に「出張先のホテル取ってくれない?」とお願いをすると「そんなの無理ですよ。今忙しいですから。」と返答。

本当に忙しかったのかもしれないし、空気を読めない部長にも問題はあるかと思いますが、それにしてもその返答は社会人としてありえないと思います。

すぐ出来ないにしても「分かりました。今、急ぎの業務があるので、それが終わる15時以降でも良いですか?」などと提案や相談をするべき。

基本的に上司が何をお願いしてきても「基本OKスタンス」の方が得します。フットワークが軽くて、素直な人だなと思ってもらえる。

仮に無茶振りだったとしても、とりあえず「はい!」と受け入れて、その後考えたり、相談すれば良いんですよ。

相手がどんな返答をしたら、喜んでくれるか、信頼してくれるかを考えて会社内コミュニケーションを取ることが大切じゃないですかね。

自分の説明(指導)が理解されないと怒る

怒る

H係長は電話で部下に「何で分からないの?」「人の話を落ち着いて聞けよ」と、自分の指導が伝わらないことに日々激怒しています。

あまりに毎日怒ってるので、この前一人でクスッと笑ってしまいました(笑)

傍から見ていると「欲しいおもちゃを買ってくれなくて駄々をこねている子供」ように見えてしまいます。何で自分の説明が理解されないのか、その理由を落ち着いて考えたほうがいい。

  • 激怒しているので部下が恐怖を感じ話しが頭に入ってこない(早く電話を切りたい一心)
  • 部下に嫌われていてわざとミスをされている
  • 部下に指示する業務量が多すぎる

など、考えられる要因はいくつも出てきます。要因を予測したら1つ1つ改善して検証していけばきっと部下が指導を理解してくれなかった理由が分かるはず。

そういう姿勢も周りが絶対見ているので、あとから自分に評価が返ってくるんですよね。

被害妄想をする

H係長はまだ何も起こっていないのに、よくこう発言します。

  • 「もう何回も(仕事で)裏切られてるんだから受けたくないですよ。」
  • 「俺との仕事は絶対ミスするよな。」

ネガティブというか、被害妄想をいつもしています。過去の失敗をいつまでも恨んで、恐怖を感じている状態です。こんな状態じゃ前向きに仕事なんて出来ないし、一緒に仕事している人はきっと楽しくないですよね。

過去の失敗から学ぶことは大事ですけど、恨む材料としていつまでも根に持っているのは建設的ではないです。部下がミスしても、叱るときはしっかり叱って、終わったらカラッと忘れて次の仕事を楽しくやっていくスタンスが大事だと思います。

起業するとやることなすことほとんど失敗します。その度に落ち込んで嘆いていると時間も体力も精神力ももったいない。だから、「あ、失敗した。次はここを気をつけて、もう1回やってみよう。」これの繰り返しです。

ホリエモンの名言で「過去に囚われず、未来を恐れず、今を生きろ。」っていう言葉がありますが、会社員でも経営の世界でも大切な考え方だと思います。

【結論】人に尊敬される人間性を持とう。

色々書いてきましたが、出世できない人って一言で言うと「人を許す心」が足りないと考えています。人を許すと、愛する気持ちが生まれて上手にコミュニケーションできるようになります。

POINT!

  • 自分の言動が周りにどんな影響を与えているか常に考える。
  • 部下のことを思って叱ること。
  • ドを超えた叱りは機嫌が悪い人にしか見えないので注意。
  • 人によって態度を変えないこと。
  • 上司からのお願いは基本「Yes!」の方が得する。
  • 自分の指導が何故うまくいかないのか怒らず考える。
  • 被害妄想しないで前向きに明るく仕事する。
  • 結局、会社は組織。人を味方に付けたら勝ちだと思います。どうやったら部下が付いてくるか、上司が評価してくれるか、冷静になって考えると会社員の攻略ってそこまで難しくないと思います。この記事が一ミリでも役に立てたら嬉しいです。(平社員の分際で失礼しました(-_-;))