激しい頭痛と、吐き気を感じ、起きると時間は12時37分…。
部屋には、脱ぎ散らかした服。
トイレの床は、ゲロまみれで、悪臭を漂わせている。
こんなお酒の失敗、ありませんか。
僕は、両手で数えきれないほど、記憶があります。
ストレスが溜まってたり、その場が楽しいと、ついつい飲みすぎてやらかしてしまいますよね。
でも、飲みすぎると…
- お店で吐いて、迷惑をかける。
- 昨日の記憶がない。
- お金を使いすぎて、深く後悔。
- 財布を失くす。
- 色んな人に電話連呼して、翌日謝罪のLINEで大忙し。
- 激しい二日酔いで翌日台無し。
こんな悲惨な事になります。
「もう二度と同じ過ちは繰り返さない」
って思っても、気づけばまた同じことを繰り返している、自分がいる。
何度も、何度も、何度も、お酒で失敗してきた僕が、いかにしてお酒とうまく付き合えるようになったか、その「心構え」と「対策法」を紹介します。
ただの、恥さらし記事にならないように、注意します(汗)
目次
酒で年間300万人が死んでいる!?
WHO(世界保健機関)は、2018年9月21日に「飲酒が原因で年間300万人死亡している」と発表しました。
この数は、なんと交通事故やエイズで亡くなる人の数よりも多いとのこと。
酒が原因とされる「疾患」「暴力・虐待」、「飲酒運転」による死者数をTOTALすると、世界で300万人を超えているんです。
楽しくお酒を飲んでいたはずなのに、いつの間にか死んでいた…。なんて事にならないために、お酒との付き合い方をしっかり考えないといけないですよね。
なんで飲み過ぎるのか?
人は何故、飲みすぎるのか。
医学的に大きく2つの理由があります。
1.心の一時的な鎮痛剤「セロトニン分泌」
お酒を飲むと、脳内に幸せホルモンである「セロトニン」が分泌されます。
セロトニンは、ストレスによる疲れや怒りを一時的に沈め、幸せな気持ちにさせてくれます。
お酒を飲んで、根本的な問題を解決することはできませんが、痛みからの離脱をしたいがために、つい飲みすぎてしまうんですね。
2.楽しいに拍車をかける「ドーパミン分泌」
お酒を飲むと、ドーパミンという物質が脳内に分泌されます。
楽しい事をしている時にも同じくドーパミンが分泌されます。本来、ドーパミンと同時に「GABA」という興奮を抑制する物質も分泌されます。
「ドーパミン」と「GABA」のバランスが保たれることで、行き過ぎた行動を抑えることができるんです。
でも、お酒を飲むと、ドーパミンは分泌されますが、GABAは分泌されないのです。
つまり、楽しい!という感情だけに拍車がかかり、つい飲みすぎてしまうんです。
調子に乗って一晩で15万円も浪費する失態
僕は今、会社員に戻っていますが、5年間はフリーランスで食べてました。
仕事が波に乗ってきて、月の利益が100万円超えていたので調子に乗って、毎週末飲み歩く日々を送っていたんです。
例えばこんな感じで。
- 19:00 友人と合流し高級焼肉
- 21:00 バーに行って、知らない人と仲良くなり飲みすぎる
- 23:00 酔った勢いでキャバクラに行きシャンパンを空ける
- 24:00 トイレでゲロを吐く
- 00:30 スッキリしたのか、また豪快に飲み始める
- 00:45 禁煙できてたのに、タバコを友人からもらい吸い始める
- 3:00 集まった仲間とカラオケで喉を壊す
- 7:00 体力の限界でタクシーで帰宅
TOTAL15万円くらい使って、翌日頭痛いわ、吐き気するわ、1日台無しになるわで、もう最悪です。
と思う人もいるかもしれませんが、当時の楽しい思い出は残っていないですし、罪悪感と後悔しか残っていません。
稼いだ分使う、みたいなフリーランス時代を送っていたので、そりゃ続かないよなと。
今は、あのときの深い深い後悔があるので、お酒との付き合い方をしっかり考えるようになったり、お金を大事に使うようになったり、順調に復帰する道のりは歩めています。
二度と、こんな酒の失敗はしません。
酒で失敗しない心構えと対策法
僕がリアルタイムで実践している、酒で失敗しない対策法を紹介します。
1.ちょくちょく水を飲む
お酒を飲むと、利尿作用があるのでバンバンおしっこ出ますよね?
でも、アルコール分解には大量のお水が必要なので、おしっこで体内の水分が少なくなると、アルコール分解できなくなります。
つまり、飲めば飲むほど、体内がアルコールで満たされるってこと。
こうなると、泥酔コースになるので、こまめに水を飲んでください。
これだけで、酔い過ぎを避けることができるし、冷静さも保てるので、酒で失敗することは少なくなると思います。
2.酒を飲まない友人を見つける
僕は、酒を飲まない仲の良い男友達が2人います。2人とも経営者で、タバコも酒も一切やりません。
この2人と食事にいくと、まあ僕は1杯位は飲みますが、それ以降はジュースとかで楽しめます。
酔って楽しむっていうより、話を楽しむことに集中できて、あとあとの満足度も高いです。
3.酒以外のストレス解消法
ストレス解消は、週末の酒だけです…。は、避けたほうがいいです。
酒以外で、何か「楽しめたり」「スッキリできる」趣味や習慣を作ると良いです。
友人とテニスをしたり、ジョギングしたり、野菜を育ててみたり、行ったことのない街で食べ歩きしたり、なんでも良いので、仕事以外で「没頭して楽しめる」ことを作ると良いですよ。
僕は、こんなことしてストレス解消しています。
- 週3でジョギング&筋トレ
- 地区センターで将棋を打つ
- AmazonPrimeのアニメや映画を観る
- 日帰り温泉&ドライブ
- 部屋の掃除(めちゃ気持ちがスッキリする)
次の日に予定を入れておくと、前日飲みすぎることはないし、深酒を避けやすくなります。
4.大きなストレス原因を解消する
日常的に大きなストレスにさらされている場合、その根本的問題を解決することに徹したほうがいいです。
「それができないから困っているんじゃないか…。」
と返されそうですが、できない理由を見つけるよりも、できる理由を探した方が良いと思います。
会社での人間関係がストレスなら、部署異動をお願いするとか、辞めるのも1つの手です。
僕は23歳のとき、往復4時間の通勤で、手取り15万円のブラック企業で働いていました。
これ、将来無いなって確信したので、上司に辞めますと直球で伝えました。
でも、最初は受け入れてくれず、「来年まで待ってくれ」と言われました。「もしかしたら再来年かもな。」と、後日曖昧な回答になったので、これはずるずるいくなと思い、会社に行かなくなりました。
雇用契約を結んでいるので、最悪会社から訴えられる可能性もありましたが、気持ちが伝わったので、即辞めることができました。
別に会社を辞めても死なないし、なんとかなります。
僕はその後、アフィリやったり、ある社長さんに拾われて一時期お金もらいながら勉強させてもらったり、どんどん知識も経験もお金も増えていきました。
話は飛びましたが、どうすることもできないストレス原因があるなら、そこから逃げるのも1つの手です。
5.明日のことを考える
飲んでいるときに、明日の予定のことを考えると飲みすぎを防げます。
「明日は朝早くから友人とドライブだった…!22時には帰ろう。」
と、時間と体調に気をつけてお酒を楽しむことができます。
明日の予定を忘れるくらい飲んだら意味ないですから、注意です(笑)
6.一人飲み歩きはしない
一人で飲み歩いたりしますか?
僕は24~25歳の時、結構していました。
「若いのに、ませてるね~」と言われそうですが、もう一人飲みは一生しません。
一人で飲み歩くと、止めてくれる人がいないから、つい飲みすぎたり、欲に負けて夜の街にだらだらと繰り出してお金と時間を無駄にします。
何度も同じことを繰り返して、うんざりしたので、もう一人飲み歩きはしていないです。
飲むときは、友人や家族と、楽しく飲むようにしています。
最後に
「酒は百薬の長」というコトワザがありますが、飲み過ぎると大切な物を失います。
お酒とうまく付き合っていくための、自分なりの対策や心構えを作っていくことで、お酒で失敗しにくくなります。
お酒が、人生を「彩る」ステキなツールになると良いですね^^
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