「何をやっても続かないんです。」
「なかなか1つの事に集中できません。」
という方は、人間の本質を理解した上で行動していないから挫折してしまうのです。
ちょっとした目標達成するコツを知れば、チャレンジすることが楽しくなり、どんどん目標を達成していくことが出来るようになります。
僕は今までに、以下の結果を出してきました。
・合格率10%を切る難関国家資格「通関士」を3年間勉強し続けて取得
・フリーランスで5年間食べ続けてきた(継続力と精神力が超必要)※体感としてサラリーマンの7倍キツイ。
・独立直後のアフィリエイトでは10ヶ月毎日作業をして月収18万円達成(最終的にフリーランスとしてMAX月収140万円到達)
一流起業家と比べたら屁みたいな結果かもしれないけど、多少は「継続する力」を持っていると思います。
僕は今年で30歳になりますが、最近になって物事をうまくいかせる本質というか、コツみたいなものが薄っすら見えてきたので、ここに言語化しておこうと思います。
あなたの目標達成に少しでも役に立てたら嬉しいです。
目次
人間はクソ弱い。すぐ欲に流される動物だと受け入れる。
「私は、超意志力の強い人間です!」
と思っているなら、今すぐ脳内からその思い込みを消して下さい。そんなことないです。
人間は本質的に「短期的欲求を満たす」ためだけに生きる動物です。
・お腹空いたら食べる
・疲れたら寝る
・性欲を満たす
上記は人間の三大欲求ですが、全部「短期的欲求」に集約されます。
人間は、長期的目標のために思考できる動物でもあるけど、短期的欲求は強力なので、「理性」でコントロールしようとしても、物凄い本能のパワーで欲に流されてしまうのです。
この強烈な本能に流されること無く、目標を達成するには人間の本質を理解した上での行動が必要です。
ここからは僕が実践している、継続の力を生み出すいくつかのコツを紹介します。できそうなものを1つでも良いので取り入れてみて下さい。
明日やる事をチェックリストで作っておく
色んな自己啓発書にも書いてあって「もう聞き飽きたよ。」と思う人もいると思いますけど、やってみてください。
その日のタスクが終わったらすぐに明日やることを「紙に書き出します」。
これを習慣にすれば、当日になって「今日は何をしようか・・」と考える必要がありません。
紙に書き出されているので、視覚化されて達成したいという気持ちを引き出すことができます。また、1つクリアしたら棒線で消しこんで下さい。達成感を味わうことができます。
達成感の連続によって、脳が楽しい!と感じるため継続する力になるんです。
また、書かれているタスクが終わったら「その日はもう何もしません」。
その日のタスクが終われば、あとは全て自由時間。
だから、早く終わらせれば自由な時間も増えます。意図的に集中して取り組む姿勢を生み出せるんです。
だらだら5時間かけて作業するよりも、超集中して2時間で終わらせて3時間自由時間で漫画やゲームを楽しむほうが良いと思いませんか?
とりあえず頑張るはダメ!!数値的な目標を設定せよ。
「とりあえず全力で頑張る!」
「時間ある限りやり続けます!」
と言って、最初は気迫MAXで頑張り続けますが、そのうちやる気が低下して行動が止まる人を何十人と見てきました。
なぜやる気がなくなるのか?
それは、数値的な目標を決めていないから。
継続するためには、「いつまでに(時間)」「どれくらい(量)」を設定しましょう。
例えば300ページあるテキストにすべて目を通すなら、「とりあえず全力で頑張る」ではなくて、以下のように決めます。
期限:8月31日
今日:5月13日
残り日数:111日
ページ数:300
だから〜、「300ページ÷111日=2.7ページ」。
ということは「1日に3ページ」勉強すればOKだ!
といった要領です。逆算して考えるんですね。
で、決めたらあとは毎日淡々とこなしていくだけです。
1日3ページなら負担も少ないと思いますし(内容によりますが)、サボる日は限りなく少なくなるはずです。
「とりあえず全力で頑張る」だと、勉強の量やスピードにムラができて、結果的に効率が悪くなる可能性が高いです。こうやって1日単位で何をするのかを決めちゃうのが一番です。
こっちの方が気が楽ですよ。
習慣化する!歯磨きと同じ。
新しいことを始めるのって大変ですよね。
初めてプログラミングのテキストを開くと、専門用語のラッシュでちんぷんかんぷんで苦痛すぎる。
新入社員出勤初日は、緊張するわ、気疲れするわ、何もかも分からないわで、帰宅後はぶっ倒れるくらい疲れます。
でも、1ヶ月、半年、1年、2年、3年、5年と続けると、どんどん出来るようになって、楽になっていきますよね?
これが習慣の力です。
歯磨きって別に「もう死ぬほどしんどい、磨きたくない・・」なんて思ったりしませんよね?
それと同じで勉強でもダイエットでも、アフィリエイトでも毎日やってると習慣化してきて辛さが軽減してきます。
じゃあどれくらいで習慣化されるの?って話ですが、ロンドン大学のフィリッパ・ラリー博士の研究チームが、人が習慣化されるまでにかかる日数を明らかにしました。
その日数「66日」
「3ヶ月長いな〜(-_-)」と、落胆した方もいると思いますが、この日数は僕的には多すぎるかなと思います。
資格の勉強とか、アフィリとか、21日間(3週間)あればほぼほぼ習慣化されてます。
環境が大きく変わり、精神的にも、肉体的にも負担の大きな「就職」「転職」は3ヶ月は必要だと思います。だから、試用期間て大抵3ヶ月ですよね。「3ヶ月耐えたら本採用したるわ。」っていうことなんでしょうね。
そうでない、基本的に一人で何かをすることに関しては21日間は集中して続けてください。そうすれば習慣の流れを作り出せます。
ゴールを決める。
マラソンをスタートする清々しい瞬間に、「このマラソンはゴールがありません。一生走り続けてください。」と言われたらどんな気持ちになります?
嫌ですよね?(笑)
人はゴール(目標)があるから走り続けることができるんです。
資格試験なら「合格」がゴールですが、その途中に中間地点を作ることをおすすめします。
通関士試験の事例で紹介します。通関士試験は、3科目で構成されます。
1.通関業法
2.関税関係法令
3.通関実務(申告書作成)
これを一気に合格ラインの6割取れるようになるのは無理です。
まずは通関業法で6割取れるようになること、そのあと関税関係法令で、というように目標を分割して達成していってください。
「通関士試験合格」は大きなハードルですが、小さく分解すればハードルは低くなります。
目標は細分化して、ゴールを決める、です。
やるしか無い状態に追い込む(最強説)
やらなきゃいけない状態に追い込むことがぶっちゃけ最強です。
・会社を勢いで辞めて収入が0!
⇢ 10ヶ月毎日作業して月収18万円達成
(当時の会社員手取り収入以上を稼ぐ)
・夏休みの宿題を残り3日で終わらせる!
・20万円の教材を購入して勉強スタート
これらの状態って、もうやるしかないですよね?(笑)
言い訳無用の即行動必須。この状態が頭が一番冴えて、作業スピードが限界突破します。
あなたが今取り組んでいる目標で「やらなきゃいけない状態」にできないか考えてみて下さい。
アフィリで結果出したいなら、稼がなきゃいけない状態に追い込むために会社を辞めるとか(自己責任ですが)、資格試験なら高額な教材セットを買うとか。
痛みや恐怖を自ら作り出すことで、やるしかない状態を作ることができます。
「余計なことをしない」の本当の意味
やるべきことがあるのに、YouTube観たり、マンガ読んだりしてると単純に時間がもったいないですよね。
でも、それだけではなくて、余計なことをすると「失うもの」があります。
それは「やる気」です。
目標への道のりで余計なことをすると目標達成への「意欲が低下」します。
デパ地下でケーキを買うと「本日中にお召し上がり下さい。」なんて言われて「賞味期限早いな〜。」なんて思いますが、やる気の賞味期限はもっと早いです。
目標に向かって走っているときは、余計なことを一切しない。そして即行動することが大事です。
なんで頑張ってるのか明確にする。
がむしゃらに頑張ってるとたまに「なんでこんなに頑張ってるんだっけ。」と自分への疑いが出てくるときがあります。
その時に、うだうだと考えていると時間と精神力がもったいないです。
ですから、なんで頑張っているのか「大義名分」を決めておきましょう。
例えば、
「なんでダイエット頑張ってるんだ?」⇢「彼氏を見返して惚れ直させるため!」
「なんで節約してるんだっけ?」⇢「彼女に婚約指輪を買うため!」
のように、頑張る理由を明確に用意しておきましょう。
疲れたときは思い切って休む。ダラダラがマジで良くない。
疲れたときは思い切って1日休んで下さい。人間そんな強くないです。
真面目な人ほど休み無く行動し続けるんですけど、長く継続していくためには休息は必須です。
短距離走なら全速力で走り続けても良いですけど、目標にすることって大抵、長距離走だったりしますよね?
長距離走って途中に給水ポイントがありますよね。それと同じで、息抜きはちゃんとしてください。
疲れたら好きなことして過ごしたり、酒でも飲んでリラックスする。
翌日、エネルギーが復活してて「あ〜休むのって大事だな」って思いますよ。
小さい小さい1つのことに集中すること。
人間てすぐ結果を欲しがりますよね。でも、目標達成においては「時間の試練」と向き合わないといけません。
急いでも、焦っても目標は達成できない。逆に焦るとミスが増えて、(辛いという感情が優先されるので)やる気が落ちて行動が止まります。
継続する力を身につけるためには、「小さい小さい1つのことに集中」することを意識してください。
全体を俯瞰ばかりしていると果てしなく思えますが、小さい小さい1つのことに視点を向けると落ち着いて楽しみながら行動することが出来ます。その積み重ねで膨大な量の作業や努力を積み上げられるのです。
なんか成功者の言葉を聞くと、一瞬にして成功してしまった天才みたいな印象を受ける時がありますが、実際はそんなことありません。
というか凄い結果を出している人ほど、お馬鹿さんだったりします(笑)
効率悪いし、ミス多いし(笑)
でもなんで圧倒的な結果出すのかって、1つのことに集中して楽しんでいるから。その連続に生きているからなんですよね。
焦らず、急がず、目の前の作業に楽しんで没頭して下さい。絶対結果出ますから。
ダメな自分を許す。愛してあげる。
「今日は怠けて何もしなかった…。ダメだな俺。」
「当初立てた目標に全然到達していない。
そんなものです。
たまにさぼったりとか、順調に目標達成が進んでいなくても良いんです。
避けなきゃいけないのは、うまくいかないことを悲観して、自分を責めて「行動を止めること」。
スラムダンクの安西先生の名言が浮かんできましたが「諦めたらそこで試合終了ですよ。」なんです。
だから、どんな状況があっても自分を肯定して、許してあげて、行動を継続してください。
最後に
僕が物事を継続するために実践していることや考え方をまとめました。いきなり全部やるとパンクすると思うので、できそうなものを1つでも取り入れてみて下さい。
きっと継続する力を発揮する糧になるはずです。
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